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暇な人、よっトイレ~♪

暇な人、よっトイレ~♪

寿司変遷

寿司と天ぷらは日本の代名詞
最古の寿司の記録は万葉集だったかな?・・・その中に鮎すしの記述
意外に古い物であるけど・・・・しからば寿司屋は?
意外な事に寿司屋は新しい^^

寿司屋の発祥は・・・・実は屋台
屋台と言えば、かけそばが有名だけど同じなんだよね
屋台で寿司を食べたら、暖簾で手を拭いて帰る
だから、のれんの汚れている寿司屋が美味しい寿司屋だった((爆))
でも、マジな話である

はてさて、寿司は上方のバッテラを思い出せば良い
あれが寿司の原型で、江戸前寿司が出来上がる
江戸前寿司と威張っているが、現在とは違う
当たり前だよね、冷蔵技術も無い・鮮度が落ちる
そう、寿司自体は保存用の食べ物だったから

江戸前寿司・・・・しゃりに乗せるのは加工品
卵焼き・穴子・しめ鯖・このしろ・イカ・マグロ・ウニ・・・・全てが加工品
昔は、卵焼きか穴子のタレで上手いか・不味いかを見極めた
当然ながらマグロは「づけ」である
醤油につけ込んだマグロをしゃりに乗せた
だから、元祖江戸前寿司と謳うなら全て加工品でなくちゃね

マグロは、使うのは赤身
実は赤身は、鉄分が豊富で味がある
中トロは赤身よりも安い、味が無いと言われたから
大トロは猫またぎ~~・・・・猫も食わないと言われた時代
嗜好が変わったのと、づけには似合わないしつこさが敬遠されたから

まあ、そんな発祥でも衛生状態が良くなると変わってきた
するとだんだん高くなる
高くなると店構えも良くなる・・・どんどん高くなる
庶民の食べ物が高級になって来てしまった

さて、お客の中で、訳知り顔で言う人が居る
食べ物の蘊蓄は良いけど・・・「あがり頂戴」とか「ガリ頂戴」
こんな事を言うのは止めて欲しいなあ
あがり=お茶は、元来が店内部の人間同士の符丁
お客が使うべきでは無い
あがりとは、
「このお客はもう食べない、帰る準備」そんな意味がある
お茶と言えば良いのである

また、数字の符丁を真似する客も居る
数字の符丁は、実は各地で様々だから書いても仕方ないか
大本は築地の符丁だけど、聞いたら単純過ぎてアホらしい
ピンは判るよね、1だから
それでは・・・例えば3は「ゲタ」・・・・下駄の鼻緒が3個だから^^
でも、従業員でも間違えるからなあ((爆)))

先日、寿司屋に行って「勘定頼む」と言ったら板前が「めなら」と言った
勘定場で「5700円いただきます」
おいおい、「めなら」は5500円
そんな物である
ちなみに、「めなら」と「カーカー」は同じ、5500円

判るかな?
漢字で5を書くと五・・・一瞬、めに見える
それに「なら」は並ぶと言う意味
カーと言うのも同じ、五がカに見えるから
符丁とはそんなもんだ


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